birthdayを前にして

宇和島の稽古は 突然稽古無しの  私の誕生日食事会となりまして、 楽しみましょう!の鶴の一声、  時間はゆっくりとまぁるく過ぎていきました

お別れしたあと  久しぶりに時間がある!  私は主人の先導で、被災地を走っていました。

西予市野村町乙亥会館は復興半ば   中では人々が箒を持ち片付けに追われています。

次は宇和町明間 観音水まで上がりました 。   崖は崩れ 木はなぎ倒され しかし源流は  静かに何事もなかったよう 湧き出していました。

大洲市 オズメッセは完全に美しく復興……新しく息づいていました。

観音水の山奥で人たちから  あの日の豪雨と土砂 崖崩れの悲惨  を聞きながら   道半ばのこの土地をどう応援できるだろう……

また思案が始まります。

野村町のシルク博物館の方に  ここで私はお能をしようと思う。  彼女は  野村町に合うお能は何でしょう  と聞く。   それはこれから考えましょう!  そして沢山の人々に来てもらい  、現状を目の当たりにしてもらい、 手を貸して頂く、 そこまで持っていきたい。

私の気持ちを館長さんに是非伝えて下さい。

こうお願いしました

5月10日には宇和町卯之町の先哲記念館の館長さんにもお願い致しました。

どこでどう繋がり、復興支援にたどり着くか、非力な私の模索は続きます。

明日は私の誕生日

観音水の源流が 太古と同様に、何事も無かったように清冽に溢れていたように、どうか私の思いがそこに繋がりますように!

私の悲願です



泰鳳会

能楽を通じて日本の古典を学びます。

0コメント

  • 1000 / 1000